10月5−6日と、念願の瀬戸内国際芸術祭に行ってきました。
5日
ジャンボフェリーで神戸から高松に向かいました。
フェリーでは、芸術祭の作品があったり、明石海峡大橋の真下を通ったり、うどんを食べれたり、なかなか面白かったです。
高松東港にお昼すぎに到着し、連絡バスで高松駅まで行きました。
【オニノコ瓦プロジェクト・カタツムリの軌跡】を見に山の洞窟へ。
鬼の洞窟の中に、沢山の鬼の瓦が…暗い中で鬼の顔が見えるのはけっこう怖かった…
カタツムリの軌跡はよくわかんなかった。
後、この洞窟にバスと合わせて1000円ちょいはうーむ…って感じだったかな。
雰囲気はあったけど、特に尖ったものがないというか。
このバスに乗れたのは満足!!
日本最小規模のバス会社、鬼ヶ島観光自動車。
ナンバープレートが「香」なのもかわいい。満足満足。
次は、【女根】を見に。
休校中の小学校を利用しての作品。
カラフルな色彩で、いたるところに木の根っ子があった。
根っこって絵ではよく書くけど、実際見てみるとすごく複雑。
港に戻って、【かもめの駐車場】を通りすぎて、
【不在の存在】の作品へ。
ここは撮影禁止。不思議な空間だった。トリックアートみたいな。
女木島ではこの作品が一番好き。
展示場所でパエリアが食べれるとのことで、ここで昼食。
美味しかった。
右上の透明のが、トマトスープ。
こしてるのかな…?色がないだけで味はしっかりトマト。でも、なんか納得行かない。
昼食を食べ終わったら、港に戻り、フェリーを待つ。
女木島、別名・鬼ヶ島というだけあって、島の至る所に鬼が…
しっかり見守ってくれています。
男木島へ移動。
この島は、小さな路地がたくさんあって可愛いらしい。
そして、ぬこも沢山いた。
男木島に着いてすぐに、島全体が停電。
作品はほとんどが電気を使っているために、ほぼ見れない状態に…
路地にパイプが配管され、耳を傾けると不思議な音が聞こえる【オルガン】や、
【漆の家】で、漆の壁を見たりした。
6日
朝市のフェリーで直島へ。雨は逃れた!
バスで移動すると無駄な時間が多いと思い、レンタサイクルを借りる。
GIANTのマウンテンバイク、1日700円。ブレーキの効きが悪くて怖かった‥。
ここへの道のりが、ずっと坂道で辛い…山、ひたすら山。
でも、横を見ると、瀬戸内海のきれいな景色が!
整理券を貰い、入場時間まで時間があるので、
【家プロジェクト】を見に行く。
山を降りるときに突如現れた巨大なゴミ箱…これも作品の一つらしい。
それにしても、でかい。そして山奥。
見に来る人は居るのだろうか…
【御王神社】
神社。正面に見えるのがガラスの階段。
なぜガラスなのか…と思ったが、疑問はすぐに解決。
この階段は、地下の石室に続いていて、そこに光を与える役目らしい。
家プロジェクトの中では、【南寺】がお気に入り。
初めは真っ暗な空間。
静かな時間を過ごすうちに、知らないうちに光が見えている感じ。
お家の玄関先にあの有名な手作りのかぼちゃが。可愛らしかった。
途中の小さなお店で、ところてんを頂いた。
味は、黒蜜・三杯酢があった。大阪の人ならもちろん甘いの。
時間になったので、地中美術館へ。
作品数はそんなにも多くなく、じっくり見ても1時間程度。
絵を展示、というのでは無く、空間を展示という印象。
ジェームズ・タレルの「オープン・スカイ」という作品が綺麗かった。
空が青色・壁が白。すっきりしてて好き。
自転車に乗って、山道を登ったり降りたりして汗を書いたところで、
【直島銭湯 I♥湯】に入る。
脱衣所、トイレ、浴槽の中、シャワー、壁などに、外国の雑誌の切り抜きや、日本の春画みたいなのが埋め込んであって面白かった。
受付のおばちゃんも面白い人だった。
時間があったので、港と正反対にある、草間彌生の有名なかぼちゃを見に行く。
予想よりも小さくてびっくり。
港に戻り、フェリーに乗って、高松港へ帰る。
全体を通して、はっきり言って作品の意味は分からなかった‥。
何かしら伝えたいものがあるのは分かった。でも分からないw
初めての一人旅。
ぼっちで寂しかったり、雨だったり、島が停電になったり、道に迷ったりしたけど、
楽しかった。
次は春。今度はもう少しゆっくりと時間に余裕を持って回れたらいいなと思う。
そして、誰かと一緒に‥.
−おまけ−
屋島からの夜景。